これ、新しい潤滑剤や添加剤ではありません。
蒸気機関車の名前です。
北風強くて、家でゴロゴロしてしていた土曜の文化の日の午前
風に乗って「ブヲー」?ていう聞き慣れない音?
「機関車の汽笛が聞こえる」って、おばあさん自転車に乗ってどっかへ行っちゃいました。
そうです、今日はJR両毛線の高崎、桐生間を蒸気機関車が走るんでした。
午前は、列車の最後尾に連結されてバック(!)で高崎から桐生へ。
午後は、機関車が先頭で桐生から高崎へ帰るらしいです。
で、午後、高崎へ向かうSLを近くの田んぼで見物することにしました。
通過予定時刻の少し前に行くと、すでにそこには大勢の人たちが、大きなカメラやビデオを三脚に載せて待ち構えていました。
まもなく汽笛が聞こえ、黒い大きな車体が姿を現しました。
「???」
皆さん、SLって言うと、地響きを立て、黒煙を吐き、迫力満点に疾走する姿を思い浮かべると思います。私もそうでした。
しかし、今、目の前を通り過ぎるSLは、静かで、煙もなく、ゆっくり走っていました。
確かに、モクモクと煙を吐いたり、あれほどの鉄の塊が疾走したら、線路の近くの人は堪りません。
また、イベントで走ってるので、皆にその勇士を見せるために、ゆっくり走っているのかもしれません。
いずれにしても、ちょっと拍子抜けな感じでした。
このSL C61 20、伊勢崎市内の華蔵寺公園に保存されてた個体で、それをレストレーションしたものです。(これ、TVでやってたので見た人も多いいと思います)
車の世界に例えると、片田舎の車庫で、人知れず眠っていた名車が発見され、レストアされてよみがえるみたいな感じです。
いつまでも、その雄姿を見せてください。
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